「お客さんが全員帰ったらエアコンを切って窓を開けといて。」と言ったけど言葉足らずだった。
「網戸のところを開けといて」だな。
掃除の時、掃除機を手に持っているので「重いでしょ?床に置いて転がしたら?」
「自分の部屋は自分で掃除してる?」とついでに聞いてみたらジェスチャー付きで返答があった。
それはハンディークリーナーで、彼女にとってもしかしたらこの掃除機はお初なのかもしれない。お掃除ロボットがクリクリ回っていたりする家庭ならなおさらホースの着いたもっちゃり掃除機の使い方などわからなくなるよなぁ。
当然だけど2000年代生まれの平成生まれ。ついに孫の世代と仕事をするようになった。
15歳の彼女たちは、まだまだ恥ずかしくておっちゃん、おばちゃん、おばぁちゃんとまともに会話ができないでいるが徐々に慣れてきて少し笑顔が出るようになった。
お皿を洗い、掃除をし、窓を磨いて床を拭く。それらお家のお手伝いのようなことが「仕事」なので素早く、丁寧に、確実に、清潔にやらなければならない。だからこそ草引きも庭掃除にも対価が発生する。
この夏休みから始まった初めてのアルバイト。
以前女子高生が働いてくれたころを度々重ね合わせる。彼女らも最初ははにかむばかりで意思疎通ができなかったな。なんだかんだで三年間頑張ってくれた。そして一人は製菓製パン学校へ進んだ。
今の二人はどうかな。このまま続けて頑張れそうな気配だけど、お金を儲けるための労働のしんどさも痛感しているところだろう。あともうちょっと続けられたら緊張感も取れて大人の世界に慣れてくるんだけどな。
なにはともあれ、二人の高校生に助けられた夏休みもあと一週間。
休日や夏休み冬休みの労働力は貴重なのだ。・・・結局のところ、彼女らにも感謝感謝するのはこちら側なのだ。
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